概要
- 名称
- 太陽圏サイエンスセンター
- 運営組織
- 名古屋大学宇宙地球環境研究所(ISEE)附属 統合データサイエンスセンター(CIDAS)
- 設立
- 2022年4月1日
- センター長・教授
- 三好 由純
沿革
- 2022.04
- 太陽圏サイエンスセンター創立
- 2022.04
- Webサイト公開
センター長挨拶
太陽圏システム科学は、太陽圏と呼ばれる太陽、惑星間空間、ジオスペース、惑星電磁気圏を対象とした領域で生気する様々な現象を、システム科学としてとらえ、研究していく学問領域です。太陽圏は、人工衛星や宇宙飛行士による探査などを通して、人間が直接探査し活用していく領域でもあり、今後の人類活動の拡大にともなって、その人類の新たな生存領域ともなっていく場所です。
本センターは、名古屋大学宇宙地球環境研究所、JAXA宇宙科学研究所及び国立天文台との連携によって、太陽圏システム科学を推進する体制として、飛翔体等のデータ、地上観測データやシミュレーションデータを組み合わせた解析環境の整備などを通して、この太陽圏システム科学を推進していくために設立されました。
太陽圏サイエンスセンターでは、2020年代の太陽圏システム科学を担う太陽観測衛星「ひので」、磁気圏観測衛星「Geotail」、ジオスペース探査衛星「あらせ」、水星探査衛星「みお」、高感度太陽紫外線分光観測衛星Solar-C(EUVST)を中心とした太陽圏の包括的な観測に基づき、高次データプロセス・データ公開を進めると共に、関連する地上観測や数値実験から得られるデータも統合的に解析研究できる環境を整備することで、太陽・惑星間空間・地球・惑星を包括した太陽圏システム科学として科学成果の創出と拡大を目指します。
本センターは、この太陽圏システム科学を推進するため、付加価値をつけた各種データの整備を通した利用促進、統合解析ツールやデータベースの開発、各ミッション間を連携した観測計画の立案等の推進、データ駆動シミュレーションなど新たな計算手法の開発及び観測と数値実験の比較解析、最新のデータサイエンスに基づく新たな解析手法の開発、それらを総合的に解析するツールの開発とデータベース構築やデータ公開等を進めていきます。
メンバーリスト
- 三好 由純 (Yoshizumi Miyoshi)
- 増田 智 (Satoshi Masuda)
- 今田 晋亮 (Shinsuke Imada)
- 堀 智昭 (Tomoaki Hori)
- Chae-Woo Jun
- 松本 琢磨 (Takuma Matsumoto)
- 岩井 一正 (Kazumasa Iwai)
- 飯島 陽久 (Haruhisa Iijima)
- 瀨川 朋紀 (Tomonori Segawa)
- 新堀 淳樹 (Atsuki Shinbori)
- 北村 成寿 (Naritoshi Kitamura)
- 山本 和弘 (Kazuhiro Yamamoto)
- 千葉 翔太 (Shota Chiba)
お問い合わせ
当センターへのお問い合わせは以下までお願いいたします。
- chs.info [at] isee.nagoya-u.ac.jp